読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Go for it!

都内に住む25歳のOLです。春からマレーシアで働きます。移住するまでの準備・日々のいろいろを綴ります。

村上春樹 「やがて哀しき外国語」 読了


読み終わりました。

f:id:nami0215:20150723034733j:image

 6月末に父方の祖父が亡くなったため、急遽1週間日本に帰りました。
そのうち何日かは東京で過ごし、友達と会ったりして
2ヶ月ぶりの日本でかなり充実した日々を過ごしたのですが、
次はいつ帰れるのか分からないので、
ここぞとばかりに本をスーツケースに詰め込んできました。
(周りがちょっと引いてた。)

そのうち5冊くらいは本好きにとっては楽園のような街、
神保町で買い漁ってきたのですが、
今回の本はそのうちの一冊です。

私は本屋さんで本を買う時にどういう基準で選んでいるかというと、
だいたい何かのきっかけでその本について知って、
探しに行く事が多いです。
もちろん本屋さんをフラフラして
「あ、なんかいいな。」
で買ってしまうこともあるんですが、
そういう本はあまり最後まで読まないことが多いです。

この本はタイトルに惹かれて購入しました!
何故このタイトルか気になりませんか。
この本を見たときに
「あ、何かいいな」を超えた
「今、これ読むべきじゃないかなあ。」
というなんとなく呼ばれているような気持ちになりました。

良く熱心な読書家の方達が、「本が呼んでいる」とか「この本だけ光って見えた」
と言っているのを聞きます。
私の場合そんな神秘的な体験は一生しないだろうと思っていましたが、
当たらずといえども遠からず。
ええ、初体験でございました。

内容は小説ではなくエッセイなんですが、
主に著者が海外で生活している時に感じたあれこれをまとめた感じです。
自分が今海外で暮らしているので、分かるなー!って思う事沢山あります。

ただね、すごいと思うのが著者の表現力。
作家だから当たり前なのかもしれないんだけど、
この人の文章って面白くて、
最初に本題について軽く触れて
次に「例えるならこんな感じ〜」って全然違う部門の話
(だけどめちゃくちゃイメージしやすい例!)を出し、
そして本題についての自分の考えを話す。

っていう文がちょくちょく出てくるんです。
しばらく読んでるとね、
なんとなく分かるんです。
「あ、また次きっと何かに例えるな!」って!笑

でも覚悟しててもその先を読むと、
「これ以上分かりやすい例ってないんじゃない?」
って思うくらい的確な例が出てくるんです。
しかも全く関係ないもので。

すごいなー。とただただ関心。
自分の考えを文字にする仕事って誤解されやすい分大変だと思うけど、
ゆっくりどう表現するか考える仕事って素敵だなあと思います。

そして改めて作家さんの生活スタイルって私の理想だなと感じております。
私がなりたいものは作家ではないけれど、このスタイルにかなり近いんです。
f:id:nami0215:20150723042453j:image
自由そうに見えて会社に勤めているよりも確実に大変だと思う。
でもここ数年考えて、自分の求めている生活というのが徐々に分かってきました。

早く実現したくて日々葛藤!
何としてもマレーシアでお金を貯めなければ。

早く感想を書きたくてまた夜更かししてしまった!

おやすみなさい。

なみ